自身の50周年という環境と松竹100周年という記念の映画と言うこともあって気持ちが入っていたことがよくわかります。
また監督も山田洋次監督。
主人公の後年が志村けんで若い頃を演じるのが菅田将暉とキャストも気合いが入ってるし久々に面白そうな映画の予感が感じられました。
元々映画や俳優としてはそんなに出演して無くて「鉄道員(ぽっぽや)」以来20年ぶりと言うことでした。
監督が山田洋次と言うこともあって志村けん本人も依頼を受けた時も気合いが入っていたのではないかと思いますね。
共演予定だった菅田将暉も楽しみにしていたというコメントもありました。
もしも元気で映画を撮っていたらどのような感じになっていたのか今はもうわかりません。
テレビではほんの数週間前まで元気でテレビに出ていた人なのでホント信じられませんね。
亡くなって初めてわかりますが志村けんに変る喜劇の人が今日本には存在しませんよね。
純粋に喜劇の道だけを走ってる人は今いないように思います。
「志村魂」という舞台もまわりから儲からないよと言われつつも「そろそろ自分のやりたいことをやらせてくれ」とやり始めたそうです。
テレビでは舞台でお笑いをやる場が無くなっても自分でその場を作るホントに純粋にお笑いをやりたかったんだろうなって思います。
「志村魂」を見ておけばよかったと後悔してます。